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Instagramで、自社の商品を実際に使い、分かりやすく紹介してくれる人がいたら。その投稿を、もっと多くの見込み客に届けられないだろうか。
そんな使い方を支えるのが「パートナーシップ広告」です。クリエイターなどの協力を得て、そのコンテンツを広告として配信する仕組みです。
「クリエイターって、有名なインフルエンサーのこと?」「小さな会社でも頼める?」「再生数が増えても、売上にはつながらないのでは?」
今回は、初めて検討する経営者に向けて、仕組みと始め方、依頼する前に整理したいことを紹介します。
クリエイターとは、動画や写真、文章などを制作・発信する人です。芸能人や、何十万人ものフォロワーを持つ人だけを指すわけではありません。
例えば、次のようなコンテンツが考えられます。
調理に詳しい人が、食品を使ったレシピと味の特徴を紹介する動画
工具に詳しい人が、実際の作業で製品の使い勝手を説明する動画
地域の店を紹介する人が、来店時の雰囲気やサービスを伝える投稿
企業が商品の特徴を説明する広告に加え、使う人や、その分野に詳しい人の視点で価値を伝える選択肢がある、ということです。
ただし、第三者が登場すれば必ず信頼されるわけではありません。商品との相性や、説明の具体性が大切です。
クリエイターに投稿を依頼した場合、誰にどこまで届くかは、その人のフォロワーやInstagramのおすすめ表示などに左右されます。
パートナーシップ広告では、相手の許可を得たうえで、クリエイターなどのアカウント名義を伴うコンテンツを広告配信できます。フォロワー以外の人にも届ける手段が持てるのです。
既存の投稿を広告として活用する方法と、広告用に新しく制作する方法があります。これは以前からある仕組みで、近年はクリエイターを探し、広告に活用するための機能が強化されています。[1][2]
企業が自社で広告を作る方法も引き続き使えます。そこに「外部の人の視点や表現力を生かす」という選択肢が加わる、と考えると分かりやすいでしょう。
自社で企画・依頼・広告運用まで進めることは可能です。ただし、広告機能を利用するためのアカウント要件や、相手からの広告利用許可などを確認する必要があります。
依頼先を考えるときは、まず「何を任せたいか」を分けましょう。
任せたいこと | 主な相談先 |
|---|---|
商品を使い、写真や動画で伝えてほしい | 商品分野に合うクリエイター、コンテンツ制作者 |
候補探し、依頼、契約をまとめて進めたい | クリエイター起用を扱う会社・代理店 |
広告設定、配信、成果確認を任せたい | Meta広告の運用を扱う会社・担当者 |
一社でまとめて対応する場合もありますが、動画制作が得意な人と、広告運用が得意な人は同じとは限りません。
候補探しには、関連分野のInstagram投稿を調べる方法や、Instagramのクリエイターマーケットプレイスを利用する方法があります。[1] 利用できる機能は、自社のアカウントで確認しましょう。
選ぶ基準は、フォロワー数だけではありません。自社の顧客に近い人が見ているか、商品の使い方を理解できるか、過度な表現をせず魅力を伝えられるか。過去の投稿や依頼実績を見ながら判断します。
なお、自社社員が出演して使い方を説明する動画を作り、通常の広告として配信する方法もあります。外部クリエイターの起用は、選択肢の一つです。
再生数が伸びても、購入や相談につながるとは限りません。依頼前に、広告を見た人に何をしてほしいかを決めておきます。
目的 | 用意する受け皿 | 確認する成果 |
|---|---|---|
商品を知ってもらう | 特徴や使い方が分かる商品ページ | 届いた人数、動画の視聴状況など |
購入してもらう | 購入しやすい商品ページ・EC | 購入件数、獲得費用、粗利 |
来店・予約してもらう | 店舗情報・予約ページ | 予約件数、実際の来店 |
法人の相談を増やす | 用途・仕様・対応範囲が分かるページ | 有効な問い合わせ、商談 |
届いた人数や再生数は、認知の手がかりにはなりますが、それだけで「社名を覚えてもらえた」とまでは判断できません。
例えば工具の使用動画なら、広告から仕様や適合条件が分かるページへ案内し、購入・相談につなげます。動画で興味を持っても、欲しい情報が見つからなければ、検討が止まってしまいます。
見積もりでは、少なくとも次の項目を確認しましょう。
写真・動画の制作費、投稿の依頼料
コンテンツを広告に利用する料金と、利用できる期間・範囲
Metaへ支払う広告配信費
代理店などへ依頼する場合の進行・運用費
投稿への報酬に、広告利用まで含まれているとは限りません。動画の編集、Webサイトへの掲載、広告に使う音源なども含め、利用条件を事前に確認します。
また、広告としての表示や、商品説明の確認を省いて、普通の口コミに見せかける進め方は避けましょう。パートナーシップ広告は、許可を得てコンテンツを広告利用する仕組みです。
成果を判断するときは、広告費だけでなく制作・利用・運用の費用も含めます。売上が増えても、これらの費用と原価を差し引いて利益が残るかを確認する必要があります。
始めるなら、対象を広げすぎず、売りたい商品やサービスを一つに絞りましょう。
「誰に、どんな場面で使ってほしいか」「企業の説明だけでは伝わりにくいことは何か」「広告を見た後、どこで購入・相談できるか」を整理してから、依頼先を探します。
まず限られた内容で試し、見てもらえたか、その先の行動につながったか、費用に見合ったかを確認する。この順番なら、次の改善や追加投資を判断しやすくなります。
「クリエイターを起用するべきか分からない」「誰に何を頼めばよいのか整理できない」「広告は出しているが、問い合わせにつながっていない」
SDPlanningでは、商品の強みや顧客、予算、現在のWeb・SNSの状況を整理し、自社に合う進め方を一緒に考えます。クリエイター起用の検討から、広告後のページや問い合わせ導線まで、必要な対応を整理するところからご相談いただけます。
詳しい仕様や依頼先が決まっていなくても構いません。まずは、売りたい商品・サービスと、今困っていることをお聞かせください。
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