最終更新日
2026年8月13日
AI活用
Google検索では、ホームページの一覧から自分で情報を探すだけでなく、AIが複数の情報を整理して回答する「AI Overviews」や「AI Mode」が広がっています。
ChatGPTやGeminiなどに、商品やサービスについて直接質問する機会も増えてきました。
そこで注目されているのが「AIO」です。
この記事では、AI検索に自社の情報を理解してもらいやすくする考え方を、AIO(AI Optimization/AI最適化)と呼びます。
簡単にいえば、AIに商品やサービスについて質問されたとき、自社のホームページを正しく読み取り、回答の参考にしてもらいやすくするための取り組みです。
ただし、AIだけに向けた特殊なホームページを作るわけではありません。
人が読んでも分かりやすく、AIにも内容を理解しやすい状態を目指すことが基本です。
AI検索への対策について調べると、AIO以外にもAEOやGEOという言葉が出てきます。
それぞれ、次の言葉の略です。
AIO:AI Optimization(AI最適化)
AEO:Answer Engine Optimization(回答エンジン最適化)
GEO:Generative Engine Optimization(生成エンジン最適化)
AEOは、AIや検索サービスが利用者の質問に直接回答するとき、その回答に使われやすい情報を整える考え方です。
GEOは、生成AIが複数の情報をまとめて回答するとき、自社の情報が参照・引用されやすい状態を目指す考え方です。
ただし、これらの言葉は使い分けが完全に定まっているわけではなく、実際の対策も大きく重なっています。
Googleも公式ガイドの中でAEOとGEOを紹介していますが、Google検索の立場では、AI検索への最適化も基本的にはSEOの延長であると説明しています。
この記事では、こうしたAI検索への対策をまとめて、分かりやすくAIOと呼びます。
AI検索が広がると、
「AI専用の新しい対策をしなければならない」
と思うかもしれません。
しかし、まず必要なのは、Googleがホームページを見つけ、ページの内容を正しく読み取れる状態にすることです。
Googleは、AI OverviewsやAI Modeでも、基本的なSEO、独自性のある情報、利用者に役立つ内容が引き続き重要だと説明しています。
SEOやMEOの基本については、こちらの記事で紹介しています。
SEO・MEOとは?中小企業がまず取り組みたいWeb集客の基本
AIOを考えるときは、主力サービスや主力商品のページから確認してみましょう。
ページを見た人やAIが、次の質問に答えられる状態になっているでしょうか。
何を提供しているのか
どのような人や企業が対象なのか
どのような課題に対応できるのか
他の商品やサービスと何が違うのか
料金や利用条件はどうなっているのか
どのように依頼すればよいのか
商品名やサービス名だけが掲載されていても、その内容が十分に説明されていなければ、人にもAIにも正しく伝わりません。
イメージを重視したキャッチコピーだけでなく、誰に何を提供するページなのかを、冒頭で具体的に説明します。
ページを最後まで読まなければ内容が分からない構成は、人にもAIにも理解しにくくなります。
「高品質」「丁寧に対応」といった表現だけでは、具体的な違いが伝わりません。
対象者、対応内容、料金の目安、納期、依頼の流れ、対応地域など、利用者が比較・検討するための情報を掲載します。
すべてを公開できない場合でも、料金が変わる条件や、見積もりに必要な情報は説明できます。
サービスの特徴を説明するだけでなく、実際の事例を掲載します。
どのような相談があったか
どのような対応をしたか
なぜその方法を選んだか
実施後に何が変わったか
こうした実体験に基づく情報は、他社が簡単にまねできない自社独自の情報です。
一般的な説明を増やすよりも、実際の仕事から得た経験や判断を蓄積することが、SEOにもAIOにもつながります。
顧客から実際に聞かれる質問は、AI検索で質問される内容と重なる可能性があります。
料金、対象者、対応範囲、納期など、問い合わせ前に知りたい内容を、質問と回答の形で整理しましょう。
主力ページから、関連する実績、FAQ、料金、会社情報、詳しい記事などへ移動できるようにすることも大切です。
一つのページにすべてを詰め込む必要はありません。
内容が分かりやすく書かれていても、ホームページの構造や設定に問題があると、Googleが十分に読み取れないことがあります。
たとえば、次のような項目です。
ページタイトル
見出しの構造
Googleがページを読み取れる設定
スマートフォンでの表示
画像の説明
構造化データ
Search Consoleへの登録状況
構造化データとは、会社や商品、サービスなどの情報を、検索エンジンが理解しやすい形式で補足する仕組みです。
ただし、構造化データを設定しただけで、AI検索に必ず表示されるわけではありません。
この部分は専門的な確認も必要になるため、自社で判断が難しい場合は、制作会社や運用担当者に確認してもらいましょう。
AIOのために、ホームページ全体をすぐに作り直す必要はありません。
まずは、主力サービスや商品のページで、次の3つを確認してみてください。
誰に何を提供するページか、冒頭で分かるか
料金や流れなど、選ぶための判断材料があるか
実績、事例、FAQなどの根拠が掲載されているか
説明できていない項目があれば、まずはそこから情報を追加します。
AIOは、AIに選ばれるためだけの対策ではありません。
サービス内容や実績を整理し、必要な情報を分かりやすく掲載することは、ホームページを訪れた人の判断にも役立ちます。
AIに理解されやすいページを考えた結果、人にも伝わりやすいホームページになることが理想です。
SDPlanningでは、専門的な設定だけでなく、
主力サービスの何を伝えるか
顧客の判断に必要な情報は何か
実績や事例をどのように掲載するか
サイト内の情報をどのようにつなぐか
といった情報整理から確認しています。
「自社のサービスがAIにどのように理解されるか分からない」
「主力ページに何を追加すればよいか判断できない」
という場合は、現在のホームページを確認するところからご相談ください。
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